1.湯もみ 2~30分
2.手桶により頭に3~40杯の湯をかぶる。
3.湯長の号令で一斉に入湯。 3分間
4.同じく号令で一斉にでる。
これを1日4回繰り返します
この入浴法は、単純なようにみえますが、きちんとベルツ博士による医学的な意味の裏付けもされているのです。“時間湯”は、全国でただ一人の、修行と体験を積んだ「湯長」による“完全指導”により行なわれます。
1.は、泉質を下げないために水を加えずに、お湯の温度を下げるためのものなのですが、これは、準備運動としての効果もあるのです。
2.は、高温のお湯に入るため、急激な血圧上昇に備えたり、貧血をおこさないように、体を熱さにならしておくのに適切だという評価を頂いています。
3.は、きっと、経験したことがある人も多いと思うのですが、熱いお湯に入っているとちょっとでも波が立つだけで、すっごく痛いんですよね。大人数で入ると、波もおきやすくなるのですが、逆にまわりのみなさんへ迷惑をかけちゃいけないって、不思議と我慢できちゃうものなのです。こうして、湯ただれを起こすぐらい、肌に刺激を与えて自浄作用を促進させるわけです。一見、逆療法のように思えますが、ちゃんと理にかなった有効な温泉療法として、評価を得ているのです。
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